tomo’s room

日⇔英翻訳者のデジタル日記帳。毒に免疫ない方、キラキラ好きな方、入室ご遠慮くださいませ。

★ちくちく手仕事★刺し子  津軽こぎんと刺し子~

 

津軽こぎんと刺し子  はたらき着は美しい (LIXIL BOOKLET)

津軽こぎんと刺し子 はたらき着は美しい (LIXIL BOOKLET)

 

津軽こぎんの仕事着だけでなくて、
東京の火事装束や瀬戸内の漁師の作業着など、
各地の仕事着が見れます。

丹念な針仕事が圧巻です。

 「布を大切に」が刺し子の原点なわけだけれど、
ぼろな布でも本当に大切にされてきたんだな、
摩耗の激しい日常着や仕事着の修理や補強に
「刺し」という技法が必要だったんだなって実感できました。

 

刺し手の話を再録した章に、
「外出した時、珍しい柄のこぎんを着ている人を見かけると、
その人の後ろをついて歩き、その柄のこぎんを覚えて帰り、
早く思い出して刺すということも幾度もしました」という話が掲載されていて。


昔の人たちも今のわたしたちと同じように、
情報やいいものにアンテナ立てていた様子が目に浮かんで、
「時代が変わっても、人間のやることや思いって、
あんまり変わらないんだな^^」と思ったりしました^^

 

現代に生きるわたしたちは、
布も糸も簡単に手に入るし、
仕事着の修理や補強も必要ない世界に生きてます。

でも、布も糸も簡単に作れるわけではないことや、
何かを生み出す大変さは
今でも変わりないと思います。

物や物づくり、作り手に対する謙虚さは
持っていたいですね。

この本は買って手元に置いておきたいなあ……